今日は「中秋の名月」十五夜です。
お月さまにまつわる絵本をご紹介します。
著者 | エリック・カール 作 / もりひさし 訳 |
出版社 | 偕成社 |
ジャンル | 絵本 |
出版年月日 | 978-4033282800 |
ISBN | 1986/12/10 |
目次
「パパ、お月さまとって!」の特徴
この本の特徴
「パパ、お月さまとって!」は、エリック・カールさんが描いた絵本で、父親と娘の親子愛を描いています。
この本の特徴は、まず独特なエリックカールさんならではの絵!
特徴的なコラージュと呼ばれる貼り絵の技法は、子どもたちの目を引きつけます。
また、ページが拡大する仕掛けがあり、大きなお月さまを実際に表現しています。
子どもがページをめくるごとに、まるで自分自身がお話の中に入っていくような感覚を楽しむことができます。
物語の内容もシンプルで、父親が娘の願いを叶えようとする姿が温かく描かれています。
お月さまが大きくなったり、小さくなったりする場面もあり、自然の不思議さも伝わります。
「パパ、お月さまとって!」の要約
この本の要約
モニカは、お月さまがとても近くに見えたので、お月さまと遊びたいと思いました。
しかし、どんなに手を伸ばしても届かないため、「パパ、お月さまとって!」とお願いしました。
パパは、長いはしごを持って山に登り、とうとう大きなお月さまのところまでたどり着きます。
パパは無事にモニカのためにお月さまを持ち帰ることができたのでしょうか。
この絵本は「はらぺこあおむし」の作者エリック・カールさんが描いたもので、色彩豊かで独創的な仕掛けが楽しい。
読み終わると、父親の深い愛情が感じられ、何度でも読みたくなる一冊です。
「パパ、お月さまとって!」の感想
とにかく優しいお話しです。
そして素敵な絵!楽しい仕掛け!
エリック・カールさんといえば「はらぺこあおむし」ですが、ぜひ他の本も読んでほしい。
娘のお願いをなんとか叶えてあげたいというパパの深い愛情がつまったお話しです。
親子で月を見るたびにこの本を思い出してしまいます。
「パパ、お月さまとって!」を読んだ人のレビュー
ネット・Xのレビュー
はらぺこあおむしと一緒に買った「パパ、お月さまとって!」今や子供が1番気に入ってる絵本☺️タイトル読むと「ってー!」って一緒に言うの可愛い。エリックカール様様だ... pic.twitter.com/wYfKLvAOy3
— SAYA🌼 1y11m + 0m (@sa_ya_38_39) January 21, 2024
エリックカールといえばあおむしだけど、パパお月さまとって!が割と好きです!
— まうたま® (@g_edv) July 2, 2024
大きい小さい、高い低いの対比、月の満ち欠けの要素があって地味に知育みがあって良い。ちょっとした仕掛け絵本なとこも良い! https://t.co/5iFqOArVUK pic.twitter.com/dDGSXGinrv
「パパ、お月さまとって!」はどんな人におすすめ?
こんな人におすすめ
おすすめな人の特徴①
3,4歳のお子さんがいるご家庭
おすすめな人の特徴②
自然や天体に興味を持つ子
おすすめな人の特徴③
仕掛け絵本が好きな方
小さな子どもがいる親子にはぴったりです。
実際、著者の娘さんのおねだりが題名になっています。
また、自然や天体に興味を持ち始めた子どもにも適しています。
月の満ち欠けや月への距離などといった要素があり、自然の不思議を学ぶきっかけになるでしょう。
仕掛けがあるので、仕掛け絵本が好きな子にもどうぞ。
「パパ、お月さまとって!」:まとめ
この本は、シンプルながらもとても温かい気持ちにさせてくれる作品です。
娘が「お月さまをとってほしい」とお願いし、それを真剣に叶えようとするパパの姿に深い愛情を感じます。
長いはしごをのぼって頑張るパパを一緒になって応援してしまいます。
エリック・カールさんの絵はいつも通り美しく、子どもたちに強く印象を残すはずです。
広がるページを開いたときに「わぁ」っと驚く子どもの顔が目に浮かびます。
物語の結末も優しく、読み終わった後に笑顔がこぼれるような一冊です。