著者 | まついのりこ |
出版社 | 福音館書店 |
ジャンル | 絵本 |
出版年月日 | 1993/3/10 |
ISBN | 978-4834002300 |
目次
「とけいのほん①」の特徴
この本の特徴
「時計」や「時間」の読み方を楽しく学ぶための導入の本です。
時計の針が擬人化されていて、とてもかわいらしい絵なので、子どもが直感的に時間に目を向けるよう工夫されています。
時計の針の動きや、時間の経過がどのように表れるかが、物語の場面を通じて説明されています。
「とけいのほん①」ではちょうどの時間(〇時)と半(30分)がわかるような物語になっています。
「とけいのほん①」の要約
この本の要約
ちび(短針)とのっぽ(長針)が散歩にでかけるとどんぐりぼうやにとおせんぼされます。
どんぐりぼうやは今何時か教えてくれたら通れるよと言います。
ちびとのっぽが協力してどんぐりぼうやに時間を教えます。
短針と長針がかわいらしく優しく教えてくれるので、自然と子どもたちの目線もも時計に向けられます。
「とけいのほん①」の感想
時計や時間を意識しはじめる小学校入学前に読んであげたいなと思った本でした。
ちびとのっぽとどんぐりぼうやの表情もかわいらしく楽しく学んでいける本です。
勉強として読むと身構えてしまう子も多いと思うので、学習書としてではなく、あくまでも他の絵本と同じように読んだほうがいいかなと思いました。
物語としても優しくかわいらしい本です。
「時計」や「時間」について興味を持ってもらうための導入にピッタリだと思います。
「とけいのほん①」を読んだ人のレビュー
ネット・Xのレビュー
とけいのほん①を買って息子に渡してみた。この本、子どもがとけいを理解しやすいように、ほんとによく考えて工夫してある。息子はこれで時計を理解しそう。今はひとりで読み込みたい時期らしく、一緒に読ませてくれない…
— kogom@4y (@kogo46180839) November 6, 2021
『とけいのほん①・②(福音館書店)』
— みづきら@今年も低浮上 (@mizzkit_killa) June 4, 2016
親子2代でお世話になった絵本。私も息子くんもこの絵本でアナログ時計の読み方覚えたの。
#ふぁぼされた数だけ本棚の本を紹介する pic.twitter.com/jYAU2xKLLw
「とけいのほん①」はどんな人におすすめ?
こんな人におすすめ
おすすめな人の特徴①
幼児や小学校低学年向け
おすすめな人の特徴②
時計に興味を持ち始めた子
時計文字や絵が大きく、内容がシンプルでわかりやすいので、初めて時計に触れる子どもにピッタリな本。
時間について興味を持ち始めた時期の子どもには、特に実用的です。
「とけいのほん①」:まとめ
この絵本は、時計や時間に興味をもちはじめた子どもにぴったりだと感じました。
時計を読み取るという新しいスキルを楽しく学べるように、シンプルで親しみやすい絵や説明が多く使われています。
特に、時間の概念がまだあまりわからない子どもでも、絵や日常生活の例を通じて少しずつ理解を深めていけるところが良いと思いました。
学習というよりは入門という感じです。
イラストもとてもかわいく、優しい語り掛けなので、時計についてはわからないけど、絵本として楽しむ子も多いです。
時計や時間を認識できた子は得意げにお話ししてくれます。
そんな子にはぜひ「とけいのほん②」をすすめてあげてください。
②では「分」についてのお話になっています。